医師職

外科

救急疾患から慢性疾患・腫瘍・肥満まで
傷の小さな痛みの少ない内視鏡・低侵襲治療

消化器および呼吸器、乳腺疾患を主な対象として外科手術を行っています。
高齢化にともない難易度の高い症例が増えてきましたが、確実な手術をモットーとしつつ、侵襲を可能な限り低減することも考慮した日常診療を行っています。術後は早期離床を徹底し、合併症の予防にも配慮しています。

INTERVIEW

インタビュー

髙江洲亨

消化器外科部長

髙江洲 享

TORU TAKAESU

日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 
日本消化器がん専門医 日本救急医学会専門医
がん治療認定機構がん治療認定医 
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医

やりがい
外科の良い点と言えば、自分で診察し、自分で画像診断を行い、必要性があれば手術を実施するなど、問題があれば自分で考え、答えを出せるという点はやりがいを感じます。
元々は心臓血管外科の医局に勤めようかと考えてもいましたが、宮古島などの離島を回りながら急セクションの症例を見た事をきっかけに自分の考えの間違いなどに気づいたことで、診断学が必要など思い、別病院に勤める先生の下に通って学びました。
そういう面においても、おもと会グループは急性期のみならず、慢性期など色々な形態を目の当たりにすることで自分の経験にも繋がる大きな魅力だと思います。
メッセージ
病院自体としては 211床と少ない病床数もあり、症例数的にはまだまだ多くはない中、外科の個人個人がそれぞれの得意分野に邁進しながら日々研鑽に励んでおり、外科指導認定施設、消化器外科関連施設としてこの規模では珍しく、救急の認定施設にもなっております。今年度、呼吸器外科の我部敦先生が赴任されましたので、現在呼吸器外科の認定施設を今後取得していく準備を行っております。その上で、腹腔鏡に関しましては、稲嶺進先生が中心となって、”くだもの”(消化管)の手術を中心に手術を行っており、手術一つ一つの手技や道具や視野展開にこだわることにより、いかに”安全”で患者様にやさしい手術をするかについてはとても勉強になる点が多く、しかも教え魔で教え上手な稲嶺先生の手術はとても若い先生たち(若くない自分たちも含めて)に味わってもらいたいです。もちろん見学もOKです。
しかし、TAPP手術一つとっても、「見学だけではわからない。」を、手術を重ねていくことでの創意工夫で手技が改良されていくことを一緒に目の当たりにするのは、私も今までなかなか経験したことがなかったので、もし良ければ当院の外科で経験してもらいたいと考えています。
24時間救急も行っているので、外科としては緊急手術にも対応してもらわなければなりません。当院では、夜間の急性腹症疑いでの外科コンサルトや「画像を見てほしい。」という依頼への対応は往々にしています。
よって、当院を希望される若い外科医に対して求める希望としては、技術云々ではなくて、“協調性がある方”を希望します。外科は他科と違って、個人主義のスタンドプレーだけでは仕事が成り立ちません。グループで話し合ったり、相談したり、一緒に手術に入って患者様に対応しなければならないため、そのような方を熱烈歓迎いたします。
外科

INFORMATION

外科について
大浜第一病院だから出来る外科治療
  • ・高度肥満の治療としての腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を保険で施行できる沖縄唯一の施設 ※
  • ・胃癌に対する腹腔鏡下胃切除、胃全摘が開腹操作なしで高い精度でできる県内唯一の施設 ※
  • ・胃粘膜下腫瘍切除では胃機能をほぼ完全に温存する術式を考案・実施
  • ・腹部の「きずあと」がのこらない「単孔式腹腔鏡手術」「Needlescopic Surgery」が可能
  • ・フルハイビジョンの3D腹腔鏡を使った直感的で精緻な手術が可能(県内初)
  • ・鼠径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアの内視鏡手術を高いクオリティーで可能 5mmの切開3箇所
  • ・大腸癌に対する腹腔鏡下結腸切除、低位前方切除、腹会陰式直腸切断術
  • ・機能的大腸疾患(直腸脱、便失禁、慢性便秘、)に対する内視鏡手術
  • ・365日・24時間救急対応 小腸閉塞、急性胆嚢炎、急性虫垂炎、十二指腸潰瘍穿孔、結腸穿孔などの急性腹症を迅速に 手術します。しかも高い確率で開腹ではなく腹腔鏡手術で完遂します
  • (※2018年5月現在)
外科手術件数の推移 腹部手術における内視鏡手術の割合
沖縄で唯一の肥満の外科治療ができるメタボリックサージャリーセンター
大浜第一病院では沖縄で増え続ける高度肥満と肥満関連疾患を外科的に治療することに特化したメタボリックサージャリーセンターがございます。チーフの稲嶺は日本内視鏡外科学会技術認定医で日本肥満症治療学会評議員、国際肥満連盟メンバー、アジアパシフィック肥満代謝外科学会メンバーで、我が国ではこの分野の黎明期から関わってきました。この治療に多く関わってきた管理栄養士、理学療法士、麻酔科医、糖尿病専門医とともに質の高いチーム医療をもって沖縄で肥満の外科治療が受けられる唯一の施設です。(2018年5月現在)
当院での肥満外科治療の特長
  • ・保健診療で治療が受けられる施設基準取得
  • ・日本肥満症治療学会から肥満外科認定施設取得
  • ・国内有数の手術経験と確かな腹腔鏡外科技術
  • ・国内外の豊富な肥満外科の人的ネットワーク
肥満外科治療 肥満外科治療イラスト
メタボリックサージャリーセンター長
稲嶺 進
日本外科学会専門医・日本外科学会指導医・日本消化器外科学会専門医・日本消化器外科がん専門医・がん治療認定機構がん治療認定医・日本内視鏡外科学会技術認定医評議員・結紮縫合セミナーインストラクター・日本肥満症治療学会評議員・国際肥満外科学会会員・アメリカ消化器内視鏡外科学会国際会員・欧州内視鏡外科学会国際会員

SCHEDULE

週間スケジュール
 月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
8:00
8:30
午前外来/病棟手術外来/病棟手術外来/病棟外来/病棟
午後外来/病棟手術外来/病棟/カンファ手術外来/病棟/カンファ
夕方
当直帯

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