看護学科 専任教員 C.Nさん

INTERVIEW

インタビュー
Q1おもと会入職した志望理由は?
看護師として臨床で働いていく中で、「今後の自分の方向」を考えるようになった時期がありました。
その時、実習指導教員の募集があり、教育現場に興味があったため、チャレンジの気持ちで「沖縄看護専門学校」に臨時教員として勤務したことがきっかけです。
大浜第一病院で実習指導をしていく中で、組織全体で学生を育成していることが分かり、また学校現場で学生と向き合いながら日々過ごし、教育理念である「真・善・美」の意味をもっと知りたいと思うようになりました。
母体病院や関連施設と連携しながら実習体制を整えていける、他の学校にはない強みがあると感じ、組織全体で専門職者を育てていく環境がある「おもと会」を自分のキャリアアップステージとして選択しました。
現在は“実習調整者”という役割を担い、看護学校のカリキュラム全体の2/3の時間が臨地実習となるため、実習は専門職業人を育てるための「柱」となると考えています。
最大の魅力は、学内の教員全体の意見をできるだけ反映するために、教員それぞれとの会話の時間を多く持てること。対外的な部分では、多くの実習施設の責任者や実習担当者と直にお会いし、意見交換ができるところです。
「権限と責任」を常に意識しながら仕事を通して自分自身が成長できる機会が多くあることにもやりがいを感じています。
おもと会グループにおいては、やはりこれからの「地域完結型の保健・医療・福祉」を担うことができる組織であるため、学生の学びの場として他に勝るグループであることが私の誇りです。
Q2おもと会グループに入職して乗り越えた壁は?
前理事長が「情熱を持って教育しなさい」と常におっしゃっていました。
入職時、学生を通して自分の未熟さを痛感し悩む日々が続きましたが、常に「私は最大限の努力をしているのだろうか?」と自分に問いかけてきました。
そんな中で、『情熱を持つということは、自分が努力していないと薄っぺらいものになってしまう。』と感じ、常に努力し続けることを意識しています。
それは、「自分と対話」することにより克己心を持つこと、困難は自己の課題解決のための道のりと感じられるようになりました。
大きな組織のメリットとして様々な方とお会いする機会が多いことから、多角的な視点を持つことができ、前向きに自分と向き合うことができるようになったと感じます。
乗り越えた壁は明確にできませんが継続して勤務できていることが証明になるかもしれないと思っています。
Q3今後の目標は?
学校全体で①学び合い、②ふれ合いができる環境を作りたいと思っています。
①学び合いでは、「看護師として人間理解を深めるために、地域の子ども達の学習支援を行ないながら将来の自分のキャリアを考える」ことを目指したいと考えています。
生活者としての対象を支える看護職者になるために、子どもを理解するための看護学生の学習の範囲を広げていくこと、そこから保健的視点を持つことに繋がって欲しいと願っています。
②ふれ合いでは、高齢者と関わりのもてる環境を作りたいと考えています。
実習に中で関わることがありますが、「地域で生活する」視点を持ちながら、地域貢献と高齢者理解に繋げ、学校が地域にとってなくてはならない絶対的存在でありたいとの思いから①と②のビジョンを描いています。

TIMETABLE

一日の流れ

看護学科 専任教員C.Nさんの一日

#CASE C.N

8:30デスクワーク

8:30 デスクワーク

9:00講義

9:00 講義

10:30学生対応

10:30 学生対応

12:15実習オリエンテーション

12:15 実習オリエンテーション

15:00領域会議

15:00 領域会議